【インタビュー・レビュー】新しくできた韓国語オンライン教室の第1号生になってしまった
まずは、一番気になっていた質問から聞いてみました。
Q. どうしてちゃんと宣伝してこなかったんですか?
先生:
実は、私けっこう恥ずかしがり屋で…。
一人一人の生徒さんをしっかりサポートしたい気持ちが強かったんです。
個人レッスンは最大5人までと決めていたので、
「たくさん来られてもちゃんと見きれないし、5人くらい来てくれたら嬉しいな」
という気持ちで、ひっそりスタートしました。
それから、もう一つ理由があります。
私は中国語と日本語を、ほとんど独学で勉強してきました。
その時に身についてしまった “悪いクセ” は、今でもなかなか直らないと感じています。
友達と話していても、職場にいても、誰も間違いをはっきり指摘してくれませんでした。
ただ単に「外国人が日本語を話している」そこで終わってしまうことが多かったんです。
だからこそ、同じ思いをしてほしくないんです。
そばで、「その言い方より、こう言った方が自然ですよ」と本音で教えてくれる人がいたら
どれだけ楽だっただろう…とよく思います。
その “誰か” の役割を自分がやってみたくて、韓国語を教え始めたところもあると思います。あはは。
Q. じゃあ、今の気持ちは?
先生:
やっぱり、自分からアピールしないと生徒さんは来てくれないんだなと実感しました。あはは。
なので最近は、少しずつ勇気を出して宣伝も頑張ってみようと思っています。
Q. 個人レッスン以外にグループもありますよね?どんな考えで作ったんですか?
先生:
私自身、もともと一人で勉強するのが好きなタイプなんですが、
勉強していると「ここだけ誰かに聞きたい」「ちょっと足りない」という部分が必ず出てくるんですよね。
それと、私のように人見知りだったり、長い間あまり人前で話してこなくてなかなか口が開かない方のために、
少人数のグループレッスンを作りました。
一人で独学していても、「自分は一人じゃない。一緒に頑張っている人がいる」と思えるだけで、
勉強を続ける勇気が出てきます。
同じ文法の説明でも、場所によっては説明が長すぎて逆にわかりにくくなってしまうこともあるので、
そこをもっとシンプルに、そして実際に使える形で伝えたいと思っています。
人が集中できる時間って、だいたい25分くらいだと言われていますよね。
その25分の間に、私の持っている知識や経験をギュッと詰め込んで、
「今すぐ使える韓国語」として持ち帰ってほしいんです。
それと、人数が埋まらなくても「とりあえず始められる」というのも、
グループレッスンを作るときに大事にしたポイントでした。
Q. (生徒)すごく考えて作られたんですね…。
先生:
はい。「とりあえずクラスを開いてみよう」ではなく、
「どんな人が、どんな気持ちで、どう勉強したらいいか」を一番に考えて作ったクラスです。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
第1号生として、この教室を見つけられたのはちょっとしたラッキーだったなと思っています。